2005年に公開された『マダガスカル』は、セントラルパーク動物園の人気者たちが島へ漂着するコメディ・アドベンチャーです。本稿では公開順に沿って各作のあらすじ、視聴のおすすめ順を丁寧に解説します。
見る順番
見る順番は公開順で問題ありません。順番は 『マダガスカル』(2005)→『マダガスカル2』(2008)→『マダガスカル3』(2012)→スピンオフ『ペンギンズ FROM マダガスカル』(2014)
マダガスカル(2005)
都会のセントラルパーク動物園で人気者のライオン・アレックス、シマウマ・マーティ、キリン・メルマン、カバ・グロリアが主人公。マーティの「野生への憧れ」から脱走騒ぎが起き、仲間ごとアフリカへ送還されるはずが、船のトラブルでマダガスカル島に漂着します。人間のいない島で、都会育ちの彼らは食べ物の調達や危険の対処ができず右往左往。特にアレックスは「肉食動物としての本能」と「動物園でのぬくもり」の間で葛藤します。島の住人であるキツネザルのキング・ジュリアンや、後に人気となるペンギンズたちの小さな活躍も描かれ、友情と「自分らしさ」を問うコメディ冒険譚です。
マダガスカル2(2008)
飛行機でニューヨークへ戻ろうとする一行が燃料切れでアフリカ大陸に不時着。アレックスは生まれ故郷のライオンの群れと再会し、自分のルーツと向き合うことに。マーティは群れの中で自分の居場所を探し、グロリアやメルマンもそれぞれ成長と出会いを経験します。家族やアイデンティティがテーマの感動的な続編です。
マダガスカル3(2012)
ペンギンズを追ってヨーロッパへ渡った一行は指名手配され、逃走の末にダメな移動サーカスに紛れ込みます。最初は馴染めない彼らがサーカス仲間と絆を深め、パフォーマンスを通じて自分たちの居場所を再定義していく、シリーズの集大成的な作品です。
ペンギンズ FROM マダガスカル(2014)
本作はペンギンズを主役にしたスピンオフで、かつて動物園で人気を奪われたタコのデーブが復讐を企てる中、ペンギンズがスパイ組織「ノース・ウィンド」と協力して陰謀を阻止する、スパイコメディ風のアクション作です。
・まず第1作から始めて、気に入ったら続編へ進んでください。シリーズ全体の雰囲気がつかめます。



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